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2014年10月27日
8月のたんぼ

夏は雑草との戦いがさらに続きます
ヒエという雑草は特にやっかいで、生育初期段階ではほとんどイネと区別がつかないのです
これが大きくなると、イネから栄養を奪っていくので、特に注意して抜いていきます
除草剤はつかわない、というこだわをは徹底的に貫いていくのは初めは大変苦労しました
ただ生えてくるのを抜くだけでは対処できないので、田んぼの土つくりの段階から、田植えの時の作業を工夫して、なるべく生えにくくするのも栽培上の技術です
先月登場した田車(たぐるま)に続き、生育段階が進むとまた違うタイプの除草機械「アイガモン」が登場します
これを使ってまさにアイガモのようにすいすいと田んぼの雑草を退治します
田んぼの「溝切り」という作業もこの時期はいってきます
田んぼの水位を調節する際、特に水の流れを早く均等にしていくために田んぼの中に溝を切り込んでいくのですが、これを行うのがこの水中バイクのような機械です
これにより、早く水を抜いていくことが可能になります